解体直前の「三鷹電車庫跨線橋」に昨年行ってきました!取り壊しを惜しんだ映画「橋と眠る」が公開

解体直前の「三鷹電車庫跨線橋」に昨年行ってきました!取り壊しを惜しんだ映画「橋と眠る」が公開

吉祥寺を拠点に街の魅力をお届けしたく、今回は昨年訪れた「三鷹電車庫跨線橋」について、解体前の姿を振り返りながらご紹介します。

「三鷹電車庫跨線橋」と言えば「太宰治」、そして三鷹駅周辺のシンボル的存在でした。解体・撤去されることが決まっていたため、その最後の姿を見届けようと多くの方が訪れていました。

三鷹電車庫跨線橋

三鷹電車庫跨線橋

特にこの日は子供たちがたくさん橋の上に集まり、電車が行き交う姿を楽しんでおり、鉄道好きの方にとっても、記憶に残るスポットだったのではないでしょうか。

太宰治も利用した三鷹電車庫跨線橋の階段

太宰治も利用した三鷹電車庫跨線橋の階段

子供たちの笑顔と「特急あずさ」の心温まる瞬間

クリスマス・イブに訪れたその日は、冬らしい澄んだ空気の中、富士山がくっきりと美しく見えていました。この日も多くの人が跨線橋を訪れ、特急列車や通勤電車が行き交う様子を写真に収めたり、思い出を刻んでいました。

三鷹電車庫跨線橋からの風景、その先に富士山

三鷹電車庫跨線橋からの風景

中でも心に残ったのが、特急「あずさ」の運転手さんが橋の上にいる子供たちに向かって汽笛を鳴らし、手を振ってくれた瞬間です。その優しい行動に、子供たちは大喜び。私もその場面に立ち会えたことがとても嬉しかったです。

惜しまれつつも見送られた「三鷹電車庫跨線橋」

「三鷹電車庫跨線橋」は、長年地域の人々や鉄道ファンに愛されてきた場所でした。解体されてしまったことは非常に残念ですが、こうして多くの人が集まり、最後の姿を見届けたことは、その場所が持っていた特別な魅力を物語っているように思います。

三鷹電車庫跨線橋からの風景

そして、取り壊される三鷹跨線橋を惜しんで撮影された映画「橋と眠る」が公開されます。

映画「橋と眠る」


ちなみに、富士山が綺麗に見えるこの季節、三鷹や吉祥寺エリアを散策する際には、ぜひカメラをお持ちください!きっと素敵な風景に出会えますよ。