河井あんり著「天国と地獄 ~選挙と金、逮捕と裁判の本当の話~」を読んで面白かった|政治スキャンダルの裏側を描いた一冊

河井あんり氏の半生を描いた衝撃作

元参議院議員・河井あんり氏の著書「天国と地獄 ~選挙と金、逮捕と裁判の本当の話~」を読んでみました。


政治家としての栄光から、妻としての葛藤、そして「犯罪者」となった過去まで、赤裸々に綴られた一冊です。

帯に記された“夫婦の会話”が象徴的

帯に書かれている

「どうしてお金なんて配るのよ。あなた、私の選挙をお金で汚したの?」(あんり)
「仕方がないじゃないか!これが自民党の選挙なんだ」(克行)

という夫婦のやり取りは、日本の政治の暗部を象徴しているように感じられます。

幻冬舎と見城徹氏が後押しした話題作

本書を知ったきっかけは、幻冬舎社長・見城徹氏のおすすめでした。


YouTubeで見かける機会も増え、気づけば幻冬舎の話題作を手に取ることが多くなっています。社会の裏側や注目人物の本は、つい読んでしまう魅力があります。

政治評論の新しい切り口になるかも?

河井夫婦が自身の視点で語る政治観は、評論家の金子・宮崎夫妻の視点とはまた違うリアルさがあります。今後、河井夫婦は、さらに注目されるかもしれません。