井の頭公園の池が抹茶色に!夏に見られる池の変化と「かいぼり」の効果

井の頭公園の池が抹茶色に!夏に見られる池の変化と「かいぼり」の効果

井の頭公園は池が「抹茶色」に!

8月5日、久しぶりに井の頭公園を訪れてみると、井の頭池が一面、驚くほどの「抹茶色」になっていました。

抹茶色の井の頭池

最近、ニュースでも「井の頭公園の池が突然、抹茶色になった」と話題になっていますが、実際に見ていると、今年に限った現象ではありません。

抹茶色の井の頭池とスワン

夏の暑い時期になると、例年このように水の色が緑色に変化することがあります。

なぜ井の頭池が抹茶色になる?

池が抹茶色に見える大きな理由の一つが、植物性プランクトンの増加です。

抹茶色の井の頭池とスワン_20260530
↑2026年5月30日の様子

夏の高温などによって植物性プランクトンが増えると、池の水が緑色に見えるようになります。

抹茶色の井の頭池とスワン_20260606
↑2026年6月6日の様子

井の頭公園で行われてきた「かいぼり」

井の頭池の水質改善を目的として、これまで「かいぼり」も複数回実施されています。

井の頭池のかいぼり(2018年2月頃)
↑かいぼり(2018年2月頃)

かいぼりとは、池の水を抜いて池底を干し上げることで、外来生物の駆除や水質改善などを目指す取り組みです。

透明度の高い2021年11月頃の井の頭池
↑透明度の高い2021年11月頃の井の頭池

かいぼり直後の井の頭池は透明度が高く、以前とは見違えるほどきれいな水になることがあります。

しかし、時間が経つにつれて、少しずつ透明度が低下しているように感じます。

井の頭池の水質を左右する「水の流入」

井の頭池の水質を考えるうえで気になるのが、池に流れ込む水の量です。

かいぼりによって池底の環境を改善しても、池に入ってくる水が少なければ、水質を長期間維持するのは簡単ではありません。

透明度の高い2021年11月頃の井の頭池
↑2021年11月頃の井の頭池

今回の抹茶色の池を見ていると、井の頭池の水環境は季節や天候だけでなく、池全体の水循環とも深く関係しているのだと感じます。

ちなみに、井の頭池は季節によって水の色や透明度が大きく変わるので、春や秋など別の季節に訪れて比較してみるのもおすすめです。