井の頭公園の名物「傾き桜」が伐採|桜の寿命を迎え惜しまれつつ姿を消す

井の頭公園の名物「傾き桜」が伐採|桜の寿命を迎え惜しまれつつ姿を消す

井の頭公園の人気スポット「傾き桜」とは

井の頭公園の出入り口付近にあった「傾き桜」は、長年にわたり訪れる人々を魅了してきた桜の名木。


春になると、枝が道路を覆うように伸び、歩行者の頭上を淡い桜の花が包み込む絶景が見られました。

伐採前の桜満開な傾き桜

伐採前の桜満開な傾き桜(2024年4月)

地元の人々にも親しまれていた”傾き桜”

桜の寿命により伐採、オーナーが下した苦渋の決断

しかし、2025年9月に「傾き桜」は寿命を迎え、伐採されることに。

井の頭公園出入り口の傾き桜が伐採

オーナーの方は「年々傾斜がきつくなり、通行時に譲り合っていただくなどご不便をおかけし、倒れる前にと決断しました」とコメント。

オーナーから傾き桜の伐採について

人通りの多い場所でもあるため、安全面を考慮した判断といえます。

新たな命「ひこばえ」に託す希望

伐採後も、根元から新たに芽吹いた「ひこばえ」がすくすくと育っており、「今後も大切に見守っていきたい」とのことで、今後の成長に期待ですね。