新年を迎えると、毎年恒例となっている「深大寺の正月護摩祈願」に足を運ぶのが私の恒例行事です。今年も例年通り、護摩祈願に行ってきましたので、その体験を皆さんにシェアします。
深大寺への道中
今年は少し遅めのスタートで、自転車を走らせて深大寺に向かいました。深大寺に到着したのは午前11時頃。すでに境内には長蛇の列ができており、護摩祈願の人気ぶりを改めて実感しました。
受付で係の方に確認すると、「次の次の次の回になりますね」とのこと。少し心が折れそうになりましたが、来年への反省も込めて、待ち時間も楽しもうと気持ちを切り替えました。
護摩祈願の待ち時間
実際の待ち時間は約40分弱。冬の澄んだ空気の中、境内の様子をじっくり眺めながら待ちました。深大寺は自然豊かな場所で、清らかな空気に心が洗われます。
ようやく自分の番が回ってきて、無事に護摩祈願を終えました。護摩札を受け取り、本堂で手を合わせて新年の祈りを捧げました。
参拝後の楽しみ:深大寺名物
参拝を終えた後は、深大寺周辺の名物を楽しむのもお楽しみの一つ。帰り道に立ち寄ったのは、年越しそばを食べた「玉乃屋」。今回は、そば饅頭(1個150円)をいただきました。
もちもちの皮に、ほんのり甘い餡が絶妙なバランスで、深大寺参拝の締めくくりにはぴったりの一品でした。
住職の説法が心に響く
今回の護摩祈願では、住職の説法も印象的でした。
張堂興昭住職のお話によると、今年は巳年(へびどし)の年男である住職は、なんと48歳。周囲からは一回り上に見られることが多いそうで、そんなユーモラスな自己紹介で場を和ませてくれました。
さらに、深大寺で特別なイベントがあることもお話いただきました。
元三大師像の特別大開帳
- 開催期間:2025年4月26日(土)〜6月2日(日)
- この秘仏は日本最大級の僧形像で、令和の大修理を終えた記念に特別公開
なぜこれほど大きな像が造られたのか、その背景にはまだ謎も多く、研究の対象にもなっているそうです。この貴重な機会を見逃す手はありません。
まとめ
深大寺の護摩祈願は、新年のスタートを心新たにする素晴らしい行事です。待ち時間も含めて、ゆったりと過ごすことで新年の目標や願いを心に刻む良い時間となります。
ちなみに、深大寺周辺には美味しい蕎麦屋さんがたくさんあるので、参拝後に立ち寄ってみるのもおすすめですよ!