東京都府中市に鎮座する大國魂神社(おおくにたまじんじゃ)では、毎年7月20日に「すもも祭」が開催され、多くの参拝客でにぎわいます。
すもも祭とは?府中の夏の風物詩
「すもも祭」は、源頼義・義家父子が、大國魂神社に戦勝のお札参りを行ったことが起源。その際、神前に「すもも」を供え、境内にすもも市が立つようになり「すもも祭」といわれるようになったことで、古くから続く大國魂神社の夏の風物詩。
境内ではすももの販売や屋台が立ち並び、多くの参拝客でにぎわいます。
限定授与品「からす扇子」を求めて朝の神社へ
私が訪れたのは当日朝10時前。まだ涼しさが残る時間帯に参拝を済ませ、目的の「からす扇子 小(2,000円)」を無事に授かることができました。
からす団扇・扇子の由緒について
神代の昔、農作物の害虫を除き、身に振りかかる様々な災難を祓う方法として、御歳神が「からす扇を持って扇げ」と教えられたとのこと。
この故事に基づき、からすを描いた団扇・扇子を奉製し、7月20日の「すもも祭」当日に頒布しています。
この団扇・扇子で扇ぐと災難が祓われ、玄関先に飾ると家に幸福が訪れるといわれており、厄払・五穀豊穣・悪疫防除の信仰があります。
参道の屋台は10時以降が本番
参道には多くの屋台が並んでいましたが、10時前のため準備中の店も多め。屋台グルメやお祭りの雰囲気をしっかり楽しみたいなら、10時以降の訪問がベストです。
お土産にピッタリ!すももも購入
すもも祭らしく、帰りにはネットに6個入った新鮮なすもも(1,000円)を購入。
みずみずしい甘酸っぱさが、夏の思い出をさらに彩ってくれました。
まとめ:からす扇子とすももで運気上昇!府中の夏を感じに行こう!
大國魂神社のすもも祭は、歴史と風情、屋台グルメ、そして開運アイテムまで楽しめるイベントです。当日はとても混み合いますので、朝早めの参拝が吉。夏の始まりにふさわしい神事を体感してみてはいかがでしょうか。
ちなみに、大國魂神社では年間を通じて様々な祭事が開催されており、特に「くらやみ祭」も人気です。







