先日、久しぶりに深大寺へ足を運びました。
今回の目的は、50年に一度しか拝むことができない秘仏・元三大師像の特別大開帳を拝観するため。歴史ある天台宗の寺院として知られる深大寺では、定期的に貴重な仏像やご本尊の特別公開が行われており、仏教ファンや歴史好きの間では注目のイベントとなっています。
休日の深大寺は大混雑!特別大開帳の待ち時間は?
境内に入ってみると、案内板には、なんと”拝観までの待ち時間 約70分”の表示が。これには正直、心が折れかけました(笑)
しばらく悩んだ末、今回は拝観を断念することにしましたが、それでも境内の雰囲気は非常に荘厳で、訪れた価値は十分にありました。
元三大師像とは?過去に見た印象も忘れられない
実は私、2021年に東京国立博物館で開催された『伝教大師1200年大遠忌記念 特別展「最澄と天台宗のすべて」』で、この秘仏・元三大師像を目にしたことがあるんです。
想像以上に大きく、そして圧倒的な存在感。「これは凄い…」と思ったのを、今でも覚えています。
参考:秘仏元三大師像の動画
もちろん、本堂内で拝む元三大師像は、また違った空気感に包まれていることでしょう。拝観できなかったことが悔やまれますが、それだけ価値のある仏像です。
期間限定!特別大開帳を記念した「元三大師御守」
今回の参拝で、もう一つの目的だったのが「元三大師御守(1,000円)」。この御守は、なんと今回の特別大開帳を記念して授けられている“期間限定の特別授与物”なんです。
通常では授かることができないレアな御守で、今回の参拝でどうしても授かりたかった授与物のひとつ。
災厄除け・厄払いのご利益があるとされる元三大師にちなんだこの御守は、デザインも格式高く、特別感あふれる一品でした。
堂内での拝観が叶わなかった分、この御守はとてもありがたく感じます。
ちなみに…
この「元三大師御守」は今回の大開帳期間中のみ授与される限定品のため、深大寺の公式サイトやSNSで授与期間の確認を忘れずに。
参拝後は、名物の「深大寺そば」や「鬼太郎茶屋」も楽しめるので、観光ルートとしても満足度は非常に高いですよ。