吉祥寺には多くのラーメン屋がありますが、その中でも特に有名なのが”らーめん専門店『ぶぶか』”です。1995年に東京・吉祥寺で誕生したこのお店は、「油そばの老舗」として地元住民に愛され続けています。吉祥寺でラーメンといえば『ぶぶか』と言っても過言ではないでしょう。
先日、そんな『ぶぶか』に久しぶりに足を運びました!
雨の日でも大人気!店内の活気ある雰囲気
訪れた日は雨でしたが、カウンター席はほぼ満席。幸い、行列はできていなかったのでスムーズに入店できましたが、さすがの人気ぶりです。
店内はカウンター席のみで、入り口の券売機で注文するスタイル。メニューはシンプルながらも選択肢があり、今回は「白丸 味玉 油そば(950円)」を選びました。
白丸はあっさり系、黒丸はこってり系と、お好みに合わせて選べます。
あっさりとした「白丸 味玉 油そば」の魅力
約10分ほどで着丼した「白丸 味玉 油そば」。スープが通常より少し多めの白丸は、あっさりとした風味が特徴です。
一口食べると、ツルツルの太麺と絡む特製ダレのバランスが絶妙。味玉はやや塩味が強めに感じましたが、全体のクオリティはさすが『ぶぶか』といったところ。懐かしい味わいがしっかりと感じられました。
ただし、久しぶりに食べたせいか、昔よりスープの量が増えたようにも感じます。年齢とともに味覚が変わった可能性もありますが、何度でも食べたくなる安定の美味しさです。
若い世代にも支持される理由とは?
店内を見回すと、20代前後の若いお客さんが目立ち、「これヤバい!」「めっちゃウマい!」と盛り上がりながら食べている姿が印象的でした。創業から30年近く経つ老舗でありながら、若い世代にも人気が高いのは、時代に合わせた微調整をしながら進化し続けているからではないでしょうか。
『ぶぶか』の歴史と現在そして店名の由来
ちなみに、『ぶぶか』は吉祥寺北口、パルコ裏手に位置する1店舗のみですが、かつては南口にも店舗を構えていました。また、2018年には味の民芸を展開するサガミに買収され、運営が変わったことで味付けにも少し変化が加わった可能性があります。
店名の『ぶぶか』は、棒高跳びの鳥人”セルゲイ・ブブカ”から由来し、少しずつでも記録を伸ばしていくブブカ選手のように、店も成長したいという願いを込めたらしく、少しでも今もなお進化を続ける『ぶぶか』、吉祥寺を訪れた際にはぜひ足を運んでみてください!